
僕の母はクラシックが大好きで特に好んで聞くのはバッハとモーツァルトです。
母がいつも言う『バッハの楽譜は数学的』と言う言葉とトルコのピアニスト、ファジル•サイを見て『きっとモーツァルトもこんなふうにアレンジして弾いていたと思うのよ』と言う言葉は面白い考察であると同時に考えさせられるものがあります。
バッハとモーツァルトはクラシックというジャンルにありながらあまりにも正反対な存在です。両者共に超がつく天才でありながらです。僕の中ではバッハは計算され尽くされたデジタルシンセ、モーツァルトは何をやるのか本人の手が追いつかないようなパッチングをするモジュラーシンセと言ったところでしょうか。
実家には両作曲家の全集もあります。
特にモーツァルト全集のCDは福岡で個人で所有しているのはうちだけだとか。
母はデジタル人間なので音楽のストリーミング化が進んだ世の中にもちゃんと適応していて、『あの全集は箪笥の肥やし』と言っていますが、断捨離好きな僕でも『勿体無いからとっておいたほうがいいよ』と言って止めていますが。
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